新幹線に「半額以下」で乗れる⁉ なるべく「安く新幹線に乗るコツ」を紹介!

配信日: 2025.06.11

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新幹線に「半額以下」で乗れる⁉ なるべく「安く新幹線に乗るコツ」を紹介!
所要時間と移動距離を考えると利便性の高い「新幹線」ですが、他の公共交通手段と比べればどうしても料金が割高になるのも事実です。
 
本記事ではなるべく安く新幹線に乗りたい方向けに、各路線で実施している値引きサービス等、割安で乗れるコツをご紹介します。
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なるべく安く新幹線に乗るコツ1:事前予約による早割を利用する

近年では在来線だけでなく新幹線においても、従来の乗車券・特急券に分かれた切符タイプのチケットではなく、クレジットカード決済を用いた事前予約による「チケットレス乗車(eチケット)」サービスを提供している鉄道会社があります。そちらを利用した方がお得になる可能性がある一例として、東海道新幹線の例を見てみましょう。
 
東海道新幹線を運営する東海旅客鉄道株式会社では「スマートEX」という会員制予約サービスを実施しています。チケットレスで便利に乗車できるだけでなく、早期予約で特急料金が割引される「EX早割」を設けています。
 
例えば「EX早特21」の場合、「東京-新大阪間」を通常「大人片道1名あたり1万4720円」のところを21日前までの予約で「1万2980円」で乗車可能です(2025年6月9日現在)。多くの交通系ICカードに対応しており、また対応外・ICカード未登録の場合でも「指定席券売機」で切符を発券可能であるため、活用してみるのもよいでしょう。
 

なるべく安く新幹線に乗るコツ2:eチケットの利用だけで割引される場合も

上記と同様に、東日本旅客鉄道株式会社ではWeb予約サイト「えきねっと」を通して「トクだ値」という名称で、新幹線のチケットが「5~30パーセント引き」で購入可能な商品を設けています。
 
例えば14日前までの予約で適用可能な「トクだ値14」の場合、東北新幹線「東京-仙台間」を「大人片道1名あたり1万890円」のところ、30パーセント引きの「7610円」で乗車可能です。
 
このように、運営各社でサービス名称・適用可能な状況こそ異なりますが、eチケットを利用することで割引を適用できるケースが多いようです。
 
また早割とは別に、期間限定割引の「タイムセール」を実施しているケースもあるようです。例えば上記のえきねっとでは、2025年5月22日に「トクだ値タイムセール60%割引」の初回予約を実施しました。当日はアクセスが集中しましたが、次回以降も方面ごとに日付を分散しての販売が見込まれています。
 
こちらを利用すれば割引の恩恵を受けられ、かつ割引率も通常時を上回り「半額以下」となるため、タイミングによっては検討するのも一つの方法です。
 

なるべく安く新幹線に乗るコツ3:「株主優待券」を利用する方法も

予約時期や販売期間に縛られず、なるべくお得に乗れるチケットが欲しいという方は「株主優待券」を利用するのも一つの手かもしれません。
 
株主優待券による割引の適用は、原則として運営会社の管内を走る路線に制限されますが、通常適用できる早割サービスよりも割引率が高めです。例として、東日本旅客鉄道株式会社の株主優待割引券では4割引、西日本旅客鉄道株式会社においては半額で乗車可能とされています。
 
資産形成など、他の目的と併せて株主優待券をメリットに感じるようであれば、検討する価値は十分あるといえるでしょう。
 

まとめ

運営各社で提供しているeチケットサービスに早割や期間限定・席数限定割引を適用したり、株主優待券を利用したりすることで、お得に新幹線を利用できるケースがあります。「半額以下」で乗るにはタイミング等条件が合う必要があるものの、割引サービスの存在自体は覚えておいて損はないかもしれません。
 

出典

スマートEX
東日本旅客鉄道株式会社
西日本旅客鉄道株式会社
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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