2023年の「スマートフォン売上単価」は「8万2622円」!→ 費用をおさえる効果的な「対策」はある?

配信日: 2025.05.28

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2023年の「スマートフォン売上単価」は「8万2622円」!→ 費用をおさえる効果的な「対策」はある?
米や食品の物価高が続く中で、スマートフォンの費用増加も注目されています。中には、高すぎて機種変更にちゅうちょしてしまう人もいるでしょう。
 
そこでこの記事では、スマートフォンの費用増加を負担に感じている人の割合や、費用をおさえる方法をまとめました。また、スマートフォンの費用が増加している理由も解説します。
 
これから機種変更したい人や、使用しているスマートフォンの調子が悪い人はぜひ参考にしてください。
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現在の「スマートフォン料金」に納得していない人の割合

総務省が令和3年に実施した「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」では、現在携帯会社に支払っている金額に納得しているかどうかのアンケート結果が掲載されていました。


・納得している:15.5%
・どちらともいえない:46.8%
・納得していない:36.0%

このように、現在のスマートフォン料金に納得していない人は、決して少なくないと考えられます。
 

「スマートフォン」の端末代金値段が高くなっている理由

スマートフォンの料金に対して納得していないと回答している人の中には、端末代に不満を感じている人もいるようです。
 
総務省によると、スマートフォンの売上単価は上昇傾向にあり、2022年が7万3375円だったのに対して2023年は8万2622円となっています。スマートフォンが高くなっている原因については、以下のような理由が考えられます。


・スマートフォンの機能向上
・材料不足による価格高騰
・急激な円高による影響

スマートフォンのカメラの性能が上がってきれいに撮影できたり、処理速度が上がってオンラインゲームなどを快適に楽しめたりする一方で、技術開発や作業に多額の費用がかかっています。
 
さらに、スマートフォンを制作する材料の価格の高騰や、世界的な半導体不足も原因の1つといわれており、近年見られる物価の高騰や円安の影響により、今後さらに高くなる可能性もあります。
 

「スマートフォン」を少しでも安く購入する方法

ここからは、今後も高くなる可能性があるスマートフォンを、少しでも安く購入する方法を紹介します。機種を新しくしたい人や、高性能なスマートフォンで快適に過ごしたい人は、ぜひ参考にしてください。
 

自分に必要なスペックで選ぶ

新しいスマートフォンには便利な機能が豊富に備わっていますが、最新の機能が備わったカメラや大きい画面などが、自分の生活に本当に必要な機能か一度考えてみるとよいでしょう。
 
カメラの機能を重視していない方は、画素数やレンズの機能に着目し、ワンランク落とすことで費用をおさえられるかもしれません。
 
また、データを保存する容量やメモリ数を低くすると、同じ機種でも費用をおさえられる可能性があります。自分がスマートフォンに何を求めているのか改めて検討し、必要のない機能を省くと、端末を安く購入できるかもしれません。
 

キャンペーンを利用する

携帯会社によっては、スマートフォンの価格を安くするキャンペーンを開催していることがあります。例えば、店舗ではなくオンラインショップを利用するとポイントが付与されたり、携帯会社を乗り換えると端末が割引されたりするなどのキャンペーンも見られます。
 
少しでもお得に新機種を購入したい方は、携帯会社のホームページをこまめにチェックしておくことがおすすめです。ただし、ポイント付与は直接的な割引になるわけではないため、その点は理解しておきましょう。
 

型落ちや中古品から選ぶ

最新機種にこだわりがない方は、型落ちや中古品から選ぶと費用を安くおさえられる可能性があります。型落ちの機種を購入する際は、分割や残債免除プランを利用できるか確認しておくと、さらに費用をおさえられるかもしれません。
 

「スマートフォン」は工夫次第で安く購入できる

スマートフォンの費用は、近年の物価高や機能の向上などが理由で年々高くなっており「今後も上昇する可能性が高い」と考えられています。
 
購入する際の費用をおさえるために、自分に必要な機能を把握したり、携帯会社のキャンペーンを活用したり、最新機種にこだわらない人は、型落ちや中古品から選んだりするのもよいでしょう。
 
安く購入できる工夫をして、自分にぴったりなスマートフォンを見つけてください。
 

出典

総務省 端末市場の動向について
総務省 携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(概要)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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