現在息子の携帯代で「月7000円」かかっています。格安スマホに乗り換えると「月2000円」ほどになるのでしょうか?
配信日: 2025.06.10

そこで本記事では、格安スマホの料金形態や安さの理由を解説します。乗り換える際の注意点もご紹介しますので、格安スマホが気になる方は参考にしてください。

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格安スマホに乗り換えるとどれくらい安くなるのか
格安スマホでは、20GBのデータ通信付きで税込み2000円前後というプランを提供している会社もあります。この基本料金に、通話料やオプション料金、端末代の分割払いなどが加わるのが一般的です。
選ぶ端末やサービス内容によって金額は変わりますが、データ容量20GBの場合、月額2000~3000円が相場のようです。大手キャリアの月額7000円前後の料金と比べて、4000~5000円ほど安く利用できる可能性があるでしょう。
そもそも格安スマホとは
格安スマホや格安SIMとは、自分たちで通信回線(アンテナや設備)を持たず、大手の通信会社からその回線を借りてサービスを行っている事業者のことです。これらの事業者は「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼ばれています。
一方で、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルのように、自前で通信設備を整えてサービスを提供している会社は「MNO(移動体通信事業者)」といいます。
MVNOは、大手の回線を借りることで設備投資のコストをおさえられる分、月額料金を安く設定できるようです。
格安スマホのメリットとデメリット
格安スマホには、一般的に以下のメリットがあります。
・オンラインでかんたんに契約できる
・使い方に合わせて料金プランが選べる
・通信エリアや音声通話の品質に安心感がある
多くの格安スマホ会社は、ウェブサイトやアプリを通じて手続きができるため、店舗に行かずに簡単に契約できます。
また、1GB、3GB、6GBなどの少なめのデータ容量プランが充実しており、使い方に合ったプランを選べる点も魅力の一つです。
格安スマホは、大手携帯会社の回線を借りてサービスを提供しているため、通信エリアは大手と同じです。通話の音質も大手とほぼ変わらず、通話料が安くなる場合もあるでしょう。
代表的なサービスの例には、1GB以下の超低価格プランや、特定のアプリはデータ通信にカウントしない「カウントフリーサービス」などを提供している通信会社もあるようです。
一方、格安スマホにはデメリットもあります。
・店舗が少なく、オンライン対応が中心
・通信速度が遅くなる時間帯がある
実店舗をほとんど持たない格安スマホ会社もあるため、契約やサポートはおもにウェブサイトやアプリを通じて行わなければならないケースがあります。店舗での対面サポートを希望する方は、不便に感じるかもしれません。
また、通信エリアは大手携帯会社と同じですが、格安スマホはその回線の一部を借りているため、お昼休みや通勤時間、夜間など利用が集中する時間帯には通信速度が低下することがあります。実際の通信速度を公開している事業者もあるため、不安な場合は契約前に確認しておくと安心です。
乗り換える際の注意点
格安スマホに乗り換える際の注意点を、いくつかご紹介します。乗り換え元では以下に注意しましょう。
・違約金の発生
・家族割引や固定回線とのセット割
・端末の分割払い
・オプションサービスの解約忘れ
・SIMロックの確認(端末を変えない場合)
・決済サービスとポイント
解約することで、引き継がないサービスがないかをチェックすることが大切です。
次に、乗り換え先では以下に注意しましょう。
・サポート体制は店舗かオンラインか
・問い合わせ手段はなにか
・利用したいオプションがあるか
・利用したいアプリに支障がないか
・支払い方法はなにか
・家族割や固定回線とのセット割などは適用されるか
困ったときのサポート方法や、使いたいサービスが問題なく利用できるかなどをチェックしましょう。
大手キャリアからの乗り換えで4000~5000円程度安くなる可能性がある
格安スマホは、データ容量やオプションの追加などによって月額利用料は異なりますが、およそ2000~3000円が相場のようです。大手キャリアと比べて月額料金が4000~5000円ほど安くなる可能性があり、家計を見直したい方にとって大きなメリットがあります。
また、オンライン契約や豊富な料金プラン、特定サービスが使い放題になるカウントフリーなど、柔軟な選択肢も魅力です。乗り換えの際には、現在の契約内容や割引、サポート体制などをよく確認し、自分に合った格安スマホ会社を選びましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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